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奉仕のすすめ 

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かき集めると逃げ 追いやると寄り来る ゆぶねの湯

湯船の教え2 奉仕のすすめ


“かき集めると逃げ 追いやると寄り来る ゆぶねの湯”

ユダヤ人は収入の10分の一を神に奉納するという。だからお金持ちになる。
力を出せば力持ちになり、声を出せばのどが強くなり、筆を使えば書も上達する。

自分の持った金を出さないでいたら少しも増えない。奉仕すれば戻ってくる。
二宮尊徳は「湯船の教え」として、のこしている法則だ。

金を使えば減ってしまうようなことに使うのはもったいない。人を助けることや、子孫を育てること、自分が伸びること、災害に強い環境を作ること、使い道はいくつもある。

今、年金をもらえるようになって時間と収入がある程度自由になった幸福は、若い時に少ない収入から、年金を払い、奉仕活動をし、寄付行為もし、親に仕送りもしていた結果だ。

若い人は、今が大事なんだ。
高齢者の私だって今が大事なんだ。

もし、生まれ変わるということがあるなら、来世、どんな境遇に生まれてくるだろう。自分だけ贅沢した人が金持ちに生まれ変わるのだろうか。できれば、収入のいくばくかを奉仕するような人に金持ちに生まれ変わってほしいものだ。

今の幸福が過去世の延長だとしたら、若い日の苦難が過去世の延長だとしたら、、、すべてが「今」のためにあるように思う。


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